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総毛立つような白刃の光
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刃物(ナイフ・剣・刀)
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単語の意味
総毛立つ(そうけだつ)
白刃(しらは・はくじん)
総毛立つ・・・恐ろしくて体の毛が逆立つ。強い恐怖を感じる。身の毛がよだつ。
白刃・・・さやから抜かれた刀。抜き身。
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刃物(ナイフ・剣・刀)の表現・描写・類語(武器のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(七本の小刀は)茨 の棘 みたいに、白く立った。
吉川英治 / 野槌の百
親の仇のようにナイフをチーズに突き刺す
常盤 新平 / マフィアの噺 amazon
ぎとぎとする包丁が、口をとがらせた魚類めいている
北村 薫 / 水に眠る amazon
いきなり、青い針金のような光が、賊の手元から走った
吉川英治 / 治郎吉格子
ちかッと、青い夕月の光が、脇差の刃に刎 ねた
吉川英治 / 無宿人国記
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「武器」カテゴリからランダム5
雪子と地道は二メートルも離れていないところで、銃を構えて、向かい合っている。 あたりは暗いため、遠くから見たら、男女がお互いを指差して罵り合っている光景にも見えたかもしれない。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
冷たく光る刀身は、抜けばたちまち大気中の蒸気を表面に集めるが、それは一点の曇りもない清冽な肌合いを持ち、たぐいなき刃には歴史と未来が秘められている。そり返った細身の背は、精妙と優雅さと最大の強度を一つに結ぶ。これらのすべてが私たちに力と美、畏敬と恐怖の混在した感情を抱かせるのである。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
(ギザギザの刃をつけた鎌は)不気味な動物をおもわせる青黒い光りを放ちながら
安岡 章太郎 / 海辺の光景 amazon
(銃口を向けられる)身体が動かない。単に、銃を構えられただけなのに、身動きが取れなかった。銃口の黒い穴の奥から、何者かにじっと射すくめられているような、気がした。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
ひとみと銃口を結ぶ直線上に亜智は割って入った。手を大きく広げて(拳銃を構えた)男の前に立ちはだかる。
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
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