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空は悲しいまで晴れていた。そしてその下に町はいらかを並べていた。
梶井基次郎 / 城のある町にて ページ位置:8% 作品を確認(青空文庫)
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見下ろした風景 晴天・快晴・いい天気
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前後の文章を含んだ引用
......な光景に昂奮こうふんして涙ぐんだ。風のない夜で涼みかたがた見物に来る町の人びとで城跡はにぎわっていた。やみのなかから白粉おしろいを厚く塗った町の娘達がはしゃいだ眼を光らせた。  今、空は悲しいまで晴れていた。そしてその下に町はいらかを並べていた。  白堊はくあの小学校。土蔵作りの銀行。寺の屋根。そしてそこここ、西洋菓子の間に詰めてあるカンナくずめいて、緑色の植物が家々の間からえ出ている。ある家の裏には芭蕉ばしょうの葉が......
単語の意味
甍(いらか)
晴れ(はれ)
・・・1.瓦で覆われた屋根。また、その瓦。
2.屋根の頂上の部分。
晴れ・・・1.天気がいいこと。雨や霧などが伴わない天気。空に雲が少ない、もしくはまったく無い状態。
2.多くの人から注目されて、光栄に思うこと。待ちに待った、めったにない機会であること。晴れがましいこと。正式なこと。公式なこと。
3.疑いが解けて、自由になること。「晴れて自由の身になる」
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空の底が突き抜けたような天気
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
新聞を開いて天気図をにらんでみても、どこにも台風のしるしなんてない。降水確率はみごとにゼロ・パーセントときている。天気図で見るかぎり、それは全盛時のローマ帝国のように平和な日曜日であるはずだった。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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クウェートはイラクとサウジアラビアにはさまれた、ペルシャ湾に面した小さい石油国である。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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