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夜叉権という名をあざむかない、無情な眼を角ばらして振り向いた。
※備考※ <ruby><rb>権内</rb><rp>(</rp><rt>ごんない</rt><rp>)</rp>という人物のあだ名
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:50% 作品を確認(青空文庫)
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冷たい眼差し
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前後の文章を含んだ引用
......つ、蹴とばすと、子は、権内の手に、すぽっと抜き奪われて、虫を起したように、ひいーッと泣く。 「やいッ」  風呂敷包でも持つように、泣く子を、引ッ吊るしたまま権内は、夜叉権という名をあざむかない、無情な眼を角ばらして振り向いた。 「――さッ、持ってゆけ!」  ごろん、と因果な肉塊は、うしろに立っていた雲霧の足元へ、抛り出された。ひッ――と泣いていたのが、途端に、黙って、裂けた笛みたいに、ぴ......
単語の意味
欺く(あざむく)
欺く・・・1.上手にうそを言って、相手に本当だと信じ込ませる。だます。
2.負けずに張り合う。負けずに張り合えるほどの才能や性質を持っている。
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