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釜中ふちゅう章魚たこ同然手も足も出せない
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:87% 作品を確認(青空文庫)
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お手上げ・なす術がない・途方に暮れる
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前後の文章を含んだ引用
......と迷亭はまだ碁をそっちのけにして調戯からかっている。 「そんな無駄口をたたくとまた負けるぜ」と主人は迷亭に注意する。迷亭は平気なもので 「勝ちたくても、負けたくても、相手が釜中ふちゅう章魚たこ同然手も足も出せないのだから、僕も無聊ぶりょうでやむを得ずヴァイオリンの御仲間をつかまつるのさ」と云うと、相手の独仙君はいささか激した調子で 「今度は君の番だよ。こっちで待ってるんだ」と云い放っ......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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いろんな可能性が頭の中で錯綜する。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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