蓋をした田螺(たにし)のように松尾医師の口はそれきり動かなかった。
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 作品を確認(amazon)
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黙る・沈黙
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単語の意味
田螺(たにし)
田螺・・・タニシ科の淡水産巻貝の総称。多くは水田にすむ、黒茶色で丸みがある巻貝。食用。
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黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
あなたは怖くないの?」 「怖くなんかないさ。」 彼女は黙った。それは僕の答えの存在感を手のひらの上で確かめてみるといったような沈黙だった。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
なにを話していいかわからず、といって沈黙のままというのも気が重い。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
芥川龍之介 / 杜子春
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「声・口調」カテゴリからランダム5
声は裏返り、肩は小刻みに震えていた。寒いかのように、縮こまっていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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