雪の真ん中に亡霊のように立つ屋敷 | 暗い、不気味な雰囲気の家・建物の表現・描写・類語｜小説の言葉集

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雪の真ん中に亡霊のように立つ屋敷

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合法的じゃない雰囲気

雪の真ん中に亡霊のように立つ屋敷

明るい筈の家庭内が陰気にしめりかえり、ぬるぬるとした蛇穴のようなむれ気が家内の隅々にたちこもっていて、すがすがした爽やかさはみじんも感じられない。

中山義秀 / 醜の花「厚物咲・碑―他六篇 (1956年) (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ雰囲気が悪い・重苦しい空気暗い、不気味な雰囲気の家・建物

軒燈にはきまったようにやもりがとまっていて

梶井基次郎 / ある崖上の感情

黴（かび）臭い家の中で人々が青い息をする

有吉佐和子 / 華岡青洲の妻　amazon

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雪の真ん中に亡霊のように立つ屋敷

（使われていないマンションの屋上）白いコンクリの床、うち捨てられた物干し台。夜景の粒々だけが息づいている死の空間。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ夜景・夜の眺め屋根・かわら・屋上

街が、自分を拒んでいるようによそよそしく見える

連城三紀彦 / 棚の隅　amazon

（建て増しを繰り返した建物）建て増しを繰り返したせいで造りは入り組んでいて、外からでも建物全体の形をつかむことができなかった。中はもっと複雑で、曲がりくねった廊下がだらだらと続き、あちこちに小さな段差があった。

小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録　amazon

入りやすそうなそば屋

雫井脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録　amazon関連カテ店・建物の佇まい・外観カフェ・喫茶・飲食店

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