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寝床のなかで満潮のように悪寒が退いてゆくのを待っている。
梶井基次郎 / 冬の蠅 ページ位置:65% 作品を確認(青空文庫)
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悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
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前後の文章を含んだ引用
......しまうのである。私の身体には、そして、支えがない。私はぶくぶくと沈んでしまい、浴槽の底へ溺死体のように横たわってしまう。いつもきまってその想像である。そして私は寝床のなかで満潮のように悪寒が退いてゆくのを待っている。―― あたりはだんだん暗くなって来た。日の落ちたあとの水のような光を残して、冴 えざえとした星が澄んだ空にあらわれて来た。凍えた指の間の煙草の火が夕闇のなかで色づ......
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熱病患者が冷たいものに触れた時のような不快な悪寒
有島武郎 / 或る女
寒くないときでも、始終身体をふるわしていた。
小林多喜二 / 蟹工船
まるで自分自身の背筋を蛇の肌で 撫でられたような 悪寒 を覚えた
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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ちょっとやそっとじゃ治らない、かなり頑固な夜尿症
久間 十義 / ヤポニカ・タペストリー amazon
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病気が治る・元気になる・快復の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
久しい間病気でいられたのに、厨子王の守本尊を借りて拝むと、すぐに拭うように本復せられた。
森 鴎外 / 山椒大夫 amazon
彼は少しずつ日頃の自分を取りもどして行った。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
神秘な生命力を流し込まれるかのように、見る見る元気になる
川端 康成 / 掌の小説 amazon
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「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
疲れが、じくじく水を吸うよう海綿のように僕の内部でふくらむ
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
(病気で衰弱して死ぬ)弟は死んだ。十三カ月も生きることはできなかった。弟の身体は、最後、本当にガラス細工になってしまった。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
目の前に稲妻 に似たものを感じたぎり、いつの間 にか正気 を失っていました。
芥川龍之介 / 河童
その暖かい想像は忽ちかじかんだ。
宮本百合子 / 伸子
胸の動悸は心臓を潰さんばかりであった
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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