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好奇心を挑撥 されたものと見えて、煙管 を置いて前へ乗り出す。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
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好奇心・興味を示す
前のめり・身を乗り出す
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前後の文章を含んだ引用
......云って見ろと云う権幕 で主人は反 り返る。「まあ、そんな見当 でしょうね」今度は主人の鉄砲が少しも功を奏しない。今まで面白気 に行司 気取りで見物していた迷亭も鼻子の一言 に好奇心を挑撥 されたものと見えて、煙管 を置いて前へ乗り出す。「寒月が御嬢さんに付 け文 でもしたんですか、こりゃ愉快だ、新年になって逸話がまた一つ殖 えて話しの好材料になる」と一人で喜んでいる。「付け文じゃないんです、もっと烈......
単語の意味
好奇(こうき)
好奇・・・珍しい物ごとやまだ知らないことに強い興味や関心を持つこと。また、そのさま。
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好奇心・興味を示すの表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
この書籍の堆積 が妙に私を誘惑してしまう。
林芙美子 / 新版 放浪記
多分アンテナの向きがちがうのでしょう。私はその老人の精力をわが身と比べ、あなたは解放された老妻に気持が向いてしまう。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
猫を殺すほどの力を持つという好奇心
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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前のめり・身を乗り出すの表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
体を延ばして
林芙美子 / 新版 放浪記
身を仰け反らせ、今度は背もたれの反動で身を乗り出しながら
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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「心」の言葉を含む好きの表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「好き」カテゴリからランダム5
目の前に桃色の瑞雲たなびく気分に到達する
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
ぼくはすみれに恋をしていた。最初に言葉を交わしたときから強く心を惹かれたし、それはあと戻りできないような気持ちへと少しずつ変っていった。ぼくにとっては長いあいだすみれしか存在しないのも同じだった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
私なんでも野菊の生れ返りよ。野菊の花を見ると身振いの出るほど好 もしいの。
伊藤左千夫 / 野菊の墓
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身体はシーツの上に湿った 藁 束 みたいに投げ出されている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
少し 屈んで掃除をこなすだけで、背中が不快な張り方をする。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
獣のようにうずくまっていました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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