TOP > 感情表現 > 好き

TOP > 人物表現 > 姿勢・ポーズ > 前のめり・身を乗り出す


カテゴリ検索 単語の意味
好奇心を挑撥ちょうはつされたものと見えて、煙管きせるを置いて前へ乗り出す。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:21% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
好奇心・興味を示す 前のめり・身を乗り出す
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......云って見ろと云う権幕けんまくで主人はり返る。「まあ、そんな見当けんとうでしょうね」今度は主人の鉄砲が少しも功を奏しない。今まで面白気おもしろげ行司ぎょうじ気取りで見物していた迷亭も鼻子の一言いちごん好奇心を挑撥ちょうはつされたものと見えて、煙管きせるを置いて前へ乗り出す。「寒月が御嬢さんにぶみでもしたんですか、こりゃ愉快だ、新年になって逸話がまた一つえて話しの好材料になる」と一人で喜んでいる。「付け文じゃないんです、もっと烈......
単語の意味
好奇(こうき)
好奇・・・珍しい物ごとやまだ知らないことに強い興味や関心を持つこと。また、そのさま。
ここに意味を表示
好奇心・興味を示すの表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
猫を殺すほどの力を持つという好奇心
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
(開けてはいけないと感じる不吉なガラスビンを前にして起こる恐怖と好奇心の葛藤)息を詰めたまま金属製のねじ蓋に手をかける。蓋は強く締まっている。このおかしな感じ、まるでガラス壜ではない何かをこじ開けて、口で言えないほど不吉なものを解き放とうとしているような感じはどこからくるのだろう?  フレテハイケナイ――カンガエテハイケナイ――。  声がまた聞こえる。頭のなかではなく、天井のあたりから降ってくる気がする。キョトキョトと周囲を見回す。部屋の空気が重く脈打っている。ベッドも衣類も壁もどくんどくんと脈打っている。蓋にかけた手が震える。震えが背筋を伝い、正座したまま上半身が他愛なく揺れる。《…略…》頭のなかにも部屋のなかにも動悸が響き渡る。嵐のようなその音のほか何も聞こえなくなる。まるで自分自身の心臓の内部にいるみたいだ。視界全体が拍動する。どくんどくんと叫ぶ。イケナイ、イケナイ、イケナイ、イケナイと叫ぶ。頭が割れる! 壜から手を離し、両側から強く 頭蓋 を挟みつける。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ胸騒ぎ・嫌な予感好奇心・興味を示す動悸・胸がドキドキ・心拍数が上がる
このカテゴリを全部見る
前のめり・身を乗り出すの表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
聞く姿勢になって身をのりだし
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ聴く・耳を傾ける前のめり・身を乗り出す
体を延ばして
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「心」の言葉を含む好きの表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「好き」カテゴリからランダム5
目の前に桃色の瑞雲たなびく気分に到達する
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 amazon
「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
石仏のように正坐している老僧
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ座り姿勢じっとする・動かないでいる
身体はシーツの上に湿った 藁 束 みたいに投げ出されている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
獣のようにうずくまっていました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
好き の表現の一覧 
姿勢・ポーズ の表現の一覧 
感情表現 大カテゴリ
表現の大区分