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わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......さらに訊ねる。「最小限の変装で、銀行強盗とは断言できないくらいの恰好で、カウンターに近づくんだ。あとは何が起きたのか彼らが把握する前に、警報装置から遠ざける」「わっとやってきて、わっと去っていく。イナゴの大群のようなものか、私たちは」響野はそう言ってから、しかも背広を着たイナゴだな、と言い足した。 響野はカウンターの上に立ったまま、ポケットから取り出したストップウォッチに目をやる......
単語の意味
蝗・稲子・螽(いなご)
蝗・稲子・螽・・・バッタ科イナゴ属の昆虫の総称。田んぼや畑などに住む昆虫。体は緑や茶色。鳴かない。群れで行動し稲の害虫。名前は「稲の葉をにつく虫」に由来。
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