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何かをあきらめたようにだらんと力無い。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:33% 作品を確認(amazon)
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ぶら下がる・つるし上げる
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......て」「ごはんでも……ね」「あと鮭も」 ひーちゃんはあたしの左手を指さした。西友で買った鮭の切り身が入ったビニールぶくろは、あたしより先にこの状況を理解したのか、何かをあきらめたようにだらんと力無い。 あたしは降参して靴を脱いだ。こんなの、今日がはじめてなわけじゃない。去年の冬なんか、ひーちゃんはこの部屋で、一人で勝手に鍋をしていた。そのときに比べたらまだマ......
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(ぶら下がった)前足を懸 け易 えて足懸 りを深くしようとする。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
小林多喜二 / 蟹工船
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自分で自分の鼻の高さが分らないと同じように、自己の何物かはなかなか見当 がつき悪 くい
夏目漱石 / 吾輩は猫である
蚕が桑を食 むように噛 み入っている。
岡本かの子 / 母子叙情
したたるような新進の気鋭
岡本 かの子 / 鶴は病みき amazon
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