空にはまだ残照があって、黒ずんだ牡丹色に雲を染めている
この表現が分類されたカテゴリ
夕焼けの雲
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
残照(ざんしょう)
残照・・・夕日が沈んだ後のしばらくの間、雲や山頂などを美しく輝く輝かせる、残った光。夕日の光。残光。
ここに意味を表示
夕焼けの雲の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夕焼けの雲が西の空から広がって、厳かに見えるほど単純な深さで半天をばら色に染める
石森延男 / コタンの口笛・第2部 amazon
落日にいろどられて光を呼吸するように見えた雲も、煙のような白と淡藍 との陰日向を見せて
有島武郎 / 生まれいずる悩み
美しい夕映えだった。バラ色に染まった柔らかい雲が、空一面に広がっている。
三浦綾子 / 続氷点 amazon
このカテゴリを全部見る
「空・中空」カテゴリからランダム5
烏帽子岳(えぼしだけ)の頂のような形の雲
舟橋 聖一 / 木石 (1949年) amazon
凍った雲は幕のように空低くかかっている。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
末遠いパノラマのなかで、花火は星水母 ほどのさやけさに光っては消えた。
梶井基次郎 / 城のある町にて
同じカテゴリの表現一覧
空・中空 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ