何の興味もないらしい口調
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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冷たい言い方・無愛想な口調
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前後の文章を含んだ引用
......じっくりした考えが生れ付き抜けていなさる。これじゃ網のまん中に穴があるようなもので、利というものは素通りでさ」貝原は、父親には、反感を持っていないようなものの、何の興味もないらしい口調だった。 「あたし、何にも知らないけれど、あんた、この頃でもうちの父に、何かお金のことで面倒 を見ているの」 「いや、金はもう、老先生には鐚一文 出しません。失くなすの......
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冷たい言い方・無愛想な口調の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
相手を押しのけるような冷たい口調
尾崎一雄 / まぼろしの記
しかめっ面から放たれているような愛想のない声
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
お祖母さんが変な顔をして、「勝子が」と言ったのだが、そして一生懸命に言おうとしているのだが、そのあとが言えない。 「お祖母さん。勝子が何とした!」 「……」手の先だけが激しくそれを言っている。
梶井基次郎 / 城のある町にて
一瞬、凍るような厳しい沈黙が、校庭を支配した。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに amazon
甲高くはないが引き攣った声。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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