あすこの岸 のずうっと向 こうにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕 はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 ページ位置:68% 作品を確認(青空文庫)
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冷静・落ち着く
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前後の文章を含んだ引用
......たので、だまってこらえてそのまま立って口笛 を吹 いていました。 (どうして僕 はこんなにかなしいのだろう。僕 はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸 のずうっと向 こうにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕 はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ) ジョバンニは熱 って痛 いあたまを両手 で押 えるようにして、そっちの方を見ました。 (ああほんとうにどこまでもどこまでも僕 といっしょに行くひとはないだろうか。カ......
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深い淵の面のような冷静さ
横山 美智子 / R夫人のサロン「静かなる奔流 (1947年)」に収録 amazon
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いかにも重荷の下りた風で、 「やあ、どうも御苦労様でした」 と、頭を下げ椅子をずらした。
宮本百合子 / 伸子
伸子は次第にくつろぎと楽しさが心や体にしみこむのを感じた。
宮本百合子 / 伸子
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