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畳二つをならべたほどのガラス窓いっぱいに、天ノ橋立の景観がのぞまれる部屋
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:12% 作品を確認(amazon)
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旅館・ホテル
室内からの外の眺め
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前後の文章を含んだ引用
......うけて外へ出た。 月の無い、京の冬にしてはめずらしい暖夜であった。◇ 翌日も暖かい。 私たちは、列車で丹後の〔天ノ橋立〕へ向った。 夕暮れ前、旅館に到着した。 畳二つをならべたほどのガラス窓いっぱいに、天ノ橋立の景観がのぞまれる部屋で、松葉ガニのちり鍋を食べた。 接待の中年の女中が、さすがにゆきとどいている。 こういうときには、何を食べてもうまいにちがいない。 翌日。雨もあがって、うすぐも......
単語の意味
景観(けいかん)
景観・・・景色。眺め。とくに、すぐれた美しい景色。
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ウィッチがたくさん棲んでいそうな中世の古城のようなホテル
原田 康子 / 挽歌 amazon
鮮やかな服を着て飛び回る少女のような明るさと新鮮さがあるホテル
高橋 三千綱 / 涙 amazon
がらんとした旅館の一室。清浄な蒲団 。匂 いのいい蚊帳 と糊 のよくきいた浴衣 。
梶井基次郎 / 檸檬
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林芙美子 / 新版 放浪記
重竜は外の 暗闇 に顔を向けていたが、その表情はくっきりとガラス窓に映っていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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別人かと思った。髪の毛が短いせいじゃなくって、何だか印象がまるで違う
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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呼び鈴のボタンを押した。奥から女の返事が聞こえ、やがて「どちら様でしょうか」と声がかかった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
広くはないが贅沢な造りである。三組ほどの客だけで、すぐ下の階の繁昌に比べると不思議なほど静かだった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
(座敷)綺麗に掃除の出来た小さい庭に面した座敷
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
蛍光灯も冷蔵庫も、既に闇に溶け込んでいる。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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