TOP > 人物表現 > 表情・顔に表れた気持ち > 笑顔
女がとろける様な笑いを目もとに湛えて
内田 百けん / 東京日記「東京日記 他六篇 (岩波文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
笑顔
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
湛える(たたえる)
蕩ける・盪ける(とろける)
湛える・・・水などの液体をいっぱいに満たす。気持ちを顔に表す。
蕩ける・盪ける・・・1.固体がとけて液体になる。軟らかくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
2.心が和む。心の締まりがなくなる。
ここに意味を表示
笑顔の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
野イチゴをつみに森へやって来た少女のように微笑みを浮かべる
大原 まり子 / イル&クラムジー物語 amazon
子供のような笑顔も見せた。生きていると面白いことがある、という風に
永井龍男 / 永井龍男全集〈1〉(「あいびき」から) amazon
このカテゴリを全部見る
喜びの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
表情・顔に表れた気持ちの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
遠くでお祭りがはじまっているような、にこやかな顔
椎名麟三 / 自由の彼方で amazon
太陽と友達にでもなったように晴れ晴れとした顔
徳永 直 / 太陽のない街 (1950年) amazon
このカテゴリを全部見る
笑う・笑みの比喩表現の例文 一覧 ランダム5
咲(え)み割れるような、今の女中の笑い声が揺れて来る。
徳田 秋声 / 新世帯 amazon
フフフフと、木を磨り合せるような短い笑い声を洩らした。
石坂 洋次郎 / 石中先生行状記 amazon
甲高く鳥の叫ぶような声が切れ切れに聞こえた。女の笑い声のようだ
日野啓三 / 夢の島 amazon
天井を打ち貫(ぬ)くような鋭い笑声をあげた。
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
ある種の鳥類のような笑い声
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
このカテゴリを全部見る
「喜び」カテゴリからランダム5
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
歪めた唇には、ストレスにさらされている者特有の苛立ちが滲んでいた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
憎みながらも、愛想笑いを忘れなかった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
隠されていたケーキを見つけたみたいに得意げな表情
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
親父の顔はすでに余裕のある柔和な笑いを取り返し、それで武装している。確かにこの笑いは商売用の武装である。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
意見を求められるような視線を受け、雪見は曖昧に笑った。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
完璧 に独立して、複雑な機能を持つ美しさ。何もかもを含み、微妙で、そこにひとりであるもの。だからとてつもなく悲しい。天然の、匂い立つような甘い水分を含んだあの、かけねのない何か。 私は妹のあの笑顔に恋をしていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
(照れ笑い)口は輪ゴムみたいに丸くゆるんで、顔を赤くして笑っている。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
同じカテゴリの表現一覧
喜び の表現の一覧
表情・顔に表れた気持ち の表現の一覧
笑う・笑み の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ