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(生きやすくするためにプライドを捨て社会に順応する)ぼくは生きるためにその重荷を一つ一つ地面に落っことして、なんとかちっぽけな気球を気流に乗せ続けている
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:77% 作品を確認(amazon)
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従順・素直に従う・扱いやすい性格
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前後の文章を含んだ引用
......でもわがままで未熟だからこそ、守りたい部分もある。自分にしか価値の分からない指針を、人の迷惑も顧みずに大事にし続けるのって、ある意味究極のぜいたくですよね。でもぼくは生きるためにその重荷を一つ一つ地面に落っことして、なんとかちっぽけな気球を気流に乗せ続けている」「でも小池くんが変わるように、亜美も変わるよ」「確かに。彼女にだけ変わらないでいてほしいなんて、傲慢ですね。美は常に他者のためにあります。当人はいつも鏡を持ち......
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侍女のように忠実な態度を示した。
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
子供になった気持ちで俺を信じておいで
林芙美子 / 新版 放浪記
従順一点張りの灰色の幕のような女
岩田 豊雄 / 獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 amazon
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見るからに苦っぽい亭主が愛想ひとついわぬばかりか、客に噛みつきそうな面がまえで鳥を焼く。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
少し人の好過 ぎるやや腹立たしい印象をうけていた
梶井基次郎 / のんきな患者
(残忍さは)わたくしの魂の底にひっそりと棲みつづけていた。沼に沈んだ兇器のように鈍く光りながら
大原 富枝 / 婉という女 (1961年) amazon
わざと黙り続けている
梶井基次郎 / のんきな患者
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