TOP > 人物表現 > 喉・首・うなじ > 頷く・相槌を打つ
薄いビール・グラスの縁に唇をつけたまま黙って肯いた。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 ページ位置:6% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
頷く・相槌を打つ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......客船といった光景だった。「ダニさ。」鼠はそう言っておぞましそうに首を振った。「奴らになんて何もできやしない。金持ち面をしてる奴らを見るとね、虫酸が走る。」 僕は薄いビール・グラスの縁に唇をつけたまま黙って肯いた。鼠はそれっきり口をつぐむと、カウンターに載せた手の細い指をたき火にでもあたるような具合にひっくり返しながら何度も丹念に眺めた。僕はあきらめて天井を見上げた。10......
ここに意味を表示
頷く・相槌を打つの表現・描写・類語(喉・首・うなじのカテゴリ)の一覧 ランダム5
城戸は、ただ表情でだけ、曖昧に反応した。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
城戸は、よくわかるという風に頷いた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「喉・首・うなじ」カテゴリからランダム5
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
身辺の日常をかき流して行くふうの気楽な書き方
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
暗くひややかな廊下をぬけ、(中略)階段を、つめたい音をきしませてのぼった
三島由紀夫 / 花ざかりの森 amazon
同じカテゴリの表現一覧
喉・首・うなじ の表現の一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ