TOP > 人物表現 > 記憶 > 思い出・思い出に浸る
刻下の労苦がどこかに押しやられ、濾過(ろか)された花のように思い出だけが浮かぶ
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
思い出・思い出に浸る
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
労苦(ろうく)
刻下(こっか)
労苦・・・苦労すること。あれこれと努力したり、心配したりすること。
刻下・・・現在向き合っていること。ただいま。
ここに意味を表示
思い出・思い出に浸るの表現・描写・類語(記憶のカテゴリ)の一覧 ランダム5
潮が満ちてくるように、子供のころに味わった不思議な感覚が躰(からだ)のどこか遠いところに生まれる
落合 恵子 / センチメンタル・シティ amazon
苦しかった若い日の数々のできごとが、今となっては楽しい思い出に転化している
壷井 栄 / 草の実 (1962年) amazon
すべての情景と感触は薄い膜がかかったように漠然として、離れたところにある。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
幼少年期の記憶が軀(からだ)の中を風のように通り抜ける
吉行 淳之介 / 砂の上の植物群 amazon
思い出したらあまりの生々しさにちょっと泣きそうになった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「記憶」カテゴリからランダム5
関係が純然たる過去になって詩のように心に残る
志賀直哉 / 濁った頭「志賀直哉小説選〈1〉」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
記憶 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ