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拭き込んでてらてら光る
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:77% 作品を確認(青空文庫)
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光る・輝く
拭く・磨く・洗う
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前後の文章を含んだ引用
......る諸君もないとも限らないが、わが苦沙弥 先生の長火鉢に至っては決して、そんな意気なものではない、何で造ったものか素人 には見当 のつかんくらい古雅なものである。長火鉢は拭き込んでてらてら光るところが身上 なのだが、この代物 は欅か桜か桐 か元来不明瞭な上に、ほとんど布巾 をかけた事がないのだから陰気で引き立たざる事夥 しい。こんなものをどこから買って来たかと......
単語の意味
てらてら
てらてら・・・1.物の表面が脂ぎったように光っているさま。つやつや。
2.月や太陽などが光り輝くさま。
2.月や太陽などが光り輝くさま。
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プラスチックのCDケースは、水みたいに光る。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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拭く・磨く・洗うの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ゴシゴシ額の汗を削るように拭きとる
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
むきだしになった幹を砂袋で磨くことだった。 布越しに細かい砂に摩擦され、幹はこするたびに、なめらかな艶と光沢を帯びる。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
子供が汚い手をすぐ着物に拭 くように、袢天 の裾 にぬぐう
小林多喜二 / 蟹工船
平床を鏡のようにふき込んで
夏目 漱石 / 道草 amazon
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ハチミツを与えた熊のように時計を喜んで受け取った
綿矢 りさ / You can keep it.「インストール (河出文庫)」に収録 amazon
紙にぱっと花が咲くように書け
石川淳 / 普賢 amazon
腹だけはおかしそうに絶えず浪立 たせて
芥川龍之介 / 河童
(へたな絵)中学生の自由画
松本 清張 / 青のある断層「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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