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夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:17% 作品を確認(青空文庫)
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不快の表情・顔をしかめる
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前後の文章を含んだ引用
......んちゃくりょくが強いので決して飛ばない。「いやに頑固 だな」と主人は一生懸命に吹く。「ジャムばかりじゃないんです、ほかに買わなけりゃ、ならない物もあります」と妻君は大 に不平な気色 を両頬に漲 らす。「あるかも知れないさ」と主人はまた指を突っ込んでぐいと鼻毛を抜く。赤いのや、黒いのや、種々の色が交 る中に一本真白なのがある。大に驚いた様子で穴の開 くほど眺めてい......
単語の意味
気色(きしょく)
頬(ほお・ほほ)
気色・・・顔色。表情。気持ち。気分。
頬・・・顔の一部。顔の両脇で、口の真横にあるやわらかい部分。ほっぺ。ほっぺた。
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