(夜の家並み)やがてその辺に、チラチラと数えられるほどの燈火 がつく。
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:79% 作品を確認(青空文庫)
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町並み・集落
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前後の文章を含んだ引用
......しいんとした薄暮のいろが低く水面に降りていた。西岸の山の尾根から河原のふちへかけて、屋根へ石を載せた豆板のような家がまばらに散在して見える。 戸倉の温泉 だった。やがてその辺に、チラチラと数えられるほどの燈火 がつく。 「支度がよかったら、ぼつぼつ出かけようじゃないか。もう七之助のほうも、打揚場 に行っている時刻だろう」 戸倉の温泉 の一軒。昼間からここに屯 をしていた松代藩の者があ......
単語の意味
辺・畔(ほとり)
辺・畔・・・1.すぐ近くの場所。近辺。そば。あたり。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
2.陸地と水面が接しているところ。川や海などの水際。岸。きわ。
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童話に出てくる都市のような美しい町
遠藤 周作 / 何でもない話 amazon
町全体がどこか眠ってでもいるかのような、瀬戸内海に面したある小都市
島木 健作 / 癩 amazon
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駅前の大きな酒屋だけが明るい燈火を夜霧の中に反射している。
林芙美子 / 新版 放浪記
遠山は薄く昧(くら)く《…略…》影のように絵絹から消えて行きそうである。
三浦 朱門 / 冥府山水図 amazon
美しい山はだは、ひきむかれたようにいたいたしく、赤土がむきだされていました。
松谷 みよ子 / 黒い蝶「黒い蝶・花びら (講談社文庫 ま 2-4)」に収録 amazon
ぼんやりと青い空気の底に沈む淡くかすんだ街並み
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