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すすきに触 れないように気を付けながら、爪立 てをして、そっと苔を踏 んでそっちの方へ行きました。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり ページ位置:17% 作品を確認(青空文庫)
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忍び足・静かに歩く
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前後の文章を含んだ引用
......てしまいました。 それはたしかに鹿のけはいがしたのです。 鹿が少くても五六疋 、湿 っぽいはなづらをずうっと延ばして、しずかに歩いているらしいのでした。 嘉十はすすきに触 れないように気を付けながら、爪立 てをして、そっと苔を踏 んでそっちの方へ行きました。 たしかに鹿はさっきの栃の団子にやってきたのでした。 「はあ、鹿等 あ、すぐに来たもな。」と嘉十は咽喉 の中で、笑いながらつぶやきました。そしてからだをかがめて、......
単語の意味
爪立つ(つまだつ)
爪立ち(つまだち)
爪立つ・・・爪先(つまさき、=足の指先)で伸び上がるようにして立つこと。爪先立つ(つまさきだつ)。
爪立ち・・・爪先(つまさき、=足の指先)で伸び上がるようにして立つこと。つま先立ちすること。
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あたかも盗人のように足音を偸んで
豊島 与志雄 / 理想の女 amazon
足音を立てないように、爪先に気持ちを集中させて歩いた。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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直子は馳足とも急ぎ足ともつかぬすり足のような馳け方をして来る。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
廊下を踏み鳴らすようにして小太りの女性が姿を現した。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
ふらふらと部屋から部屋へ漂うようにさまよい歩く
筒井 康隆 / 家族八景 amazon
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