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くちほころびから秋風あきかぜが断わりなしにはだでてはっくしょ風邪かぜを引いたと云う頃
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:50% 作品を確認(青空文庫)
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晩夏・夏の終わり
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前後の文章を含んだ引用
......油蝉、みんみん、おしいつくつくがある。油蝉はしつこくてかん。みんみんは横風おうふうで困る。ただ取って面白いのはおしいつくつくである。これは夏の末にならないと出て来ない。くちほころびから秋風あきかぜが断わりなしにはだでてはっくしょ風邪かぜを引いたと云う頃さかんに尾をり立ててなく。く鳴く奴で、吾輩から見ると鳴くのと猫にとられるよりほかに天職がないと思われるくらいだ。秋の初はこいつを取る。これを称して蝉取り運動と云......
単語の意味
綻びる(ほころびる)
秋風(あきかぜ・しゅうふう)
綻びる・・・1.縫い目がほどける。
2.花のつぼみが開き始める。咲きかける。
3.表情が和らぐ。口元がゆるんで笑顔になる。
秋風・・・1.秋になって吹く風。
2.男女間の愛情が冷めて相手が嫌になること。秋風が吹く。
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