育ちざかりの七面鳥のように眼をむいてがつがつ食いまくる
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 作品を確認(amazon)
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大食い・大食漢
食べる
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単語の意味
七面鳥(しちめんちょう)
七面鳥・・・シチメンチョウ科。北米原産の大形の鳥。頭と首に毛はなく皮膚が露出し、興奮すると赤、青、紫などに変化する。名前の由来も、頭部の皮膚の変色が、七つの顔(面)を持つようであるから。肉垂(にくすい)をもつ。食用の家禽として飼育され、クリスマスなどによく食べられる。ターキー。
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大食い・大食漢の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
大ぶりにたっぷりと、胃のなかに充実感をあたえるものでないと満足しない
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
凄まじい食欲で、食べるのも早かったが、品のなさは感じられなかった。腹を空かせた動物が、目の前にある食べ物に夢中になっている、といった感じだった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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食べるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(パウンドケーキ)溶けるのを待つように、嚙まないでじっと唇を閉じていた。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
正面に控 えたる妻君はこれまた無言のまま箸の上下 に運動する様子、主人の両顎 の離合開闔 の具合を熱心に研究している。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
労働者は天真に大口あけて飯を頬ばっている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
見えない風船に顔面を押されたように、真田の上体がのけぞり
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
せっかくむいたそのきれいな皮 も、くるくるコルク抜 きのような形になって床 へ落 ちるまでの間には
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
「性格・態度」カテゴリからランダム5
型に押し込まれて、自由を奪われてしまった去勢された馬のように、感受性を失って
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
不安と怯えが背広を着て歩いているような男
宮部 みゆき / 我らが隣人の犯罪 amazon
皮膚の内がわに厚い層がこわばり始めたような、冷たくよそよそしい顔
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
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