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「ありたけの魂をすっかり投げ出して、どうでもして下さいと言いたくなるような寂しさですね」
岡本かの子 / 東海道五十三次 ページ位置:74% 作品を確認(青空文庫)
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閑散・人気(ひとけ)がない
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前後の文章を含んだ引用
......のうら寂しさが骨身に徹る。 「あれが野猿の声だ」 主人はにこにこして私に耳を傾けさした。私はまたしてもこういうところへ来ると生々して来る主人を見て浦山 しくなった。 「ありたけの魂をすっかり投げ出して、どうでもして下さいと言いたくなるような寂しさですね」 「この底に、ある力強いものがあるんだが、まあ君は女だからね」 小唄に残っている間 の土山 へひょっこり出る。屋根附の中風薬の金看板なぞ見える小さな町だが、今までの寒......
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(部屋探しの内見)遺跡みたいにがらんとしたところ
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
道路だけがいやに広く、それが町の印象を一層寒々しいものにしていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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人影も一層濃くなって
岡本かの子 / 巴里祭
木村という平凡な姓
有島武郎 / 或る女
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人いきれで、その辺りだけ室温が違っていそう
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
どこかの団体客が、芝居の終わった劇場から 一斉 に出て来たらしく、しばらくは一歩も前に進めないほどであった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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