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手もとの燐寸(まっち)箱を卓のむこうへ片寄せるぐらいの労力しか要さないものかもしれなかった。
三島 由紀夫 / 美徳のよろめき 作品を確認(amazon)
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些事(さじ)・ささいなこと
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単語の意味
手元・手許(てもと)
要(かなめ)
手元・手許・・・1.手のもと。手の届くあたり。手近。自分のそば。
2.物の、手で握る部分。握り。
3.何かをするときの手の動き。手の動かし方。また、手並み。広義では、腕前(うでまえ)。
4.(女房詞で)箸。
5.「手元金」の略。
6.生計をたてるための金。また、暮らし向き。
7.(左官職人などの)傍について助手をつとめる人。
「許」は、「近く」「そば」を意味する。
2.物の、手で握る部分。握り。
3.何かをするときの手の動き。手の動かし方。また、手並み。広義では、腕前(うでまえ)。
4.(女房詞で)箸。
5.「手元金」の略。
6.生計をたてるための金。また、暮らし向き。
7.(左官職人などの)傍について助手をつとめる人。
「許」は、「近く」「そば」を意味する。
要・・・1.扇(おうぎ)の骨を閉じるためにはめる小さな釘(くぎ)。
2.1が転じて、そのものを支える上でもっとも大事な役割をする部分や人。ある物事の最も大切な部分。要点。
2.1が転じて、そのものを支える上でもっとも大事な役割をする部分や人。ある物事の最も大切な部分。要点。
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手もとの燐寸(まっち)箱を卓のむこうへ片寄せるぐらいの労力しか要さないものかもしれなかった。
三島 由紀夫 / 美徳のよろめき amazon
一寸指先を動かせば、それですんでしまう些事かもしれなかった。
三島 由紀夫 / 美徳のよろめき amazon
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カルデラのようなグラウンド大の窪地
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
その文体はときどき、異なった趣味と 疾病 を有する何人かの頑固な婦人たちが一堂に会して、ろくすっぽ口もきかずに作りあげたパッチワークみたいに見えることもあった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
しかしまあ、これはどうでもいいことだ。ドーナツの穴と同じことだ。ドーナツの穴を空白として捉えるか、あるいは存在として捉えるかはあくまで形而上的な問題であって、それでドーナツの味が少しなりとも変るわけではないのだ。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
季節の変わり目のように厳粛な事実
竹西 寛子 / ひとつとや amazon
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