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遠くで、マフラーをとりはずしたオートバイの音が聞こえた。いらだたしげにエンジンを吹かしている。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......たロータリーに戻り、バス乗り場のベンチに座った。ウイスキーを一口啜って、おにぎりをかじる。駅の明かりが、いま、消えた。ロータリーを照らすのは数本の街灯だけだ。 遠くで、マフラーをとりはずしたオートバイの音が聞こえた。いらだたしげにエンジンを吹かしている。 いま、オヤジ狩りに遭ったら一発でアウトだな。ふと思ったが、べつに怖いとは感じなかった。それでもいいかあ、と晴れた夜空を見上げて、口の中のおにぎりを呑み込んだ。......
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エンジンの回転音をむやみに夜の厚い空気の層へひびかせる
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
赤ん坊が口唇で遊ぶときのプリプリと鳴らすようなエンジン音
伊集院 静 / 三年坂 amazon
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アイドリング・空ぶかしの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
真っ暗な峠に声はすぐに呑み込まれる。遠い地鳴りのように、車のエンジン音だけがする。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
どるんどるんとエンジンが高く鳴る。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
スロットルを捻っては戻し捻っては戻し、甲高く馬鹿デカいエンジン音で威嚇する様は虫か何かのようだ。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
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