私からその欲望を引き抜いてしまったら、あとにはくらげのようなものしか残るまい。
尾崎 一雄 / 暢気眼鏡 作品を確認(amazon)
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脱力・力が抜ける
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単語の意味
水母・海母・海月(くらげ)
水母・海母・海月・・・鉢虫綱の刺胞動物の総称。海中に浮かぶ下等生物。体は寒天質で長い触手を持ち、大半が毒を持つ。種類が多い。「くらげの骨」は、あるはずのない物、きわめて珍しい物のたとえ。「水母(すいぼ)」ともいう。
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脱力・力が抜けるの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
途方もなく長い道のりを通りぬけてきたかのような、深い奇妙な脱力感が身体の奥底に居すわってしまったのも感じる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
波がひくように手足から力が抜けて行く。
島尾 敏雄 / 死の棘 amazon
身体から、時間をかけて徐々に力が抜けていった。バスケットボールから空気が抜けるときのように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
私からその欲望を引き抜いてしまったら、あとにはくらげのようなものしか残るまい。
尾崎 一雄 / 暢気眼鏡 amazon
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苦しそうに身を悶 えて、眼には血の涙を浮べたまま
芥川龍之介 / 杜子春
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