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耳たぶには自信がある。小ぶりで形がいいので、金のピアスがよく似合うのだ。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 ページ位置:44% 作品を確認(amazon)
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耳の形(大きさ・厚さ)
言葉を飲み込む・言いかけてやめる
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前後の文章を含んだ引用
......ってのみこんだ言葉をどうするかは、スウちゃん次第だった。あたしは耳を持っているから、聞くことぐらいはできる。小さなピアスを二つつけた耳たぶに、そっと触ってみた。耳たぶには自信がある。小ぶりで形がいいので、金のピアスがよく似合うのだ。「なんかさ、嫌なこと多いんだよね」 スウちゃんが、眉を寄せて息を吐く。拳を作って肩を叩いたりする。頰のふくらんだ丸い顔は、そんな仕草をするとすごく老けて見える。......
単語の意味
耳朶・耳埵(みみたぶ・みみたぼ)
耳朶・耳埵・・・1.耳の一部。耳の下のほうに垂れ下がった、柔らかいふくらみの部分。
2.(1の肉付きがいいのは福の相という俗説から)幸運なこと。
2.(1の肉付きがいいのは福の相という俗説から)幸運なこと。
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言葉を飲み込む・言いかけてやめるの表現・描写・類語(言葉を交わすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
伸子は何か云おうとして口を開きかけたが、そのまま黙って息を吸い込んだ。
宮本百合子 / 伸子
訊いてみたいのだが、言おうとするといつも体が 火照ってくる。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
黒崎はすでに死んでいるかもしれない。そのことを言ってしまいたいという衝動を、歯を噛みしめて押しとどめる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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小指の先で耳の中をかきながら、
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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「感じたこと全部をわざわざ口に出す必要はないんだよ。誰もが心の中で思っているだけならば、世界は平和だ」
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
「そう思うのは私ひとりじゃない」、彼女はその構文の精度を確認するみたいに反復した。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(心を読む)平常時の君の呼吸は1分間に約16回。しかし今は25回以上ある。それに冷や汗と鼻の穴のその不恰好な広がり方から見て脈拍も血圧もかなり上昇している。よって今の君は僕の話を冷静に聞ける精神状態じゃないと判断される。
CONTROL~犯罪心理捜査~ amazon
受付の女性がやってきて、(毛嫌いしている)牛河という人があなたに会いに来ていると教えてくれた。彼女は歓迎されないニュースを伝える心優しい使者のように、申し訳なさそうにそう言った。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
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