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うす紫の稲妻がやにわに闇を二つに裂いて、すさまじくらいが鳴り出しました。
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:55% 作品を確認(青空文庫)
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雷の音・雷鳴
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前後の文章を含んだ引用
......です。杜子春はほっと一息しながら、今度はどんなことが起るかと、心待ちに待っていました。 すると一陣の風が吹き起って、墨のような黒雲が一面にあたりをとざすや否や、うす紫の稲妻がやにわに闇を二つに裂いて、すさまじくらいが鳴り出しました。いや、雷ばかりではありません。それと一しょにたきのような雨も、いきなりどうどうと降り出したのです。杜子春はこの天変のなかに、恐れもなく坐っていました。風の音、雨の......
単語の意味
紫(むらさき)
・・・1.赤と青を混ぜてできる色。古来、高位の象徴とされた。
2.ムラサキ科の多年草。夏、白い小花が咲く。根からとれる染料は紫色(むらさきいろ)。
3.醤油(しょうゆ)の異称。
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遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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