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深夜の水平線上を左右から匍(は)い迫ってくる二種の艦列を認めた。その一方
は青く、他方は赤く、夜目にも著しく夜光虫のように光っていた
稲垣 足穂 / 弥勒 作品を確認(amazon)
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遠くに見える・遠ざかる
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単語の意味
夜光虫(やこうちゅう)
夜目・夜眼(よめ)
深夜(しんや)
夜光虫・・・青白く発光する海洋性のプランクトン。大量発生すると、夜に海が光り輝いて見える。
夜目・夜眼・・・夜、暗い中でものを見ること。また、夜、ものを見る目。
深夜・・・真夜中。夜更け。深更(しんこう)。
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海を分母に、空を分子にしたら、1を超えるのだろうか。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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船はかなりに揺れていた。それに船室が船尾に近い為に、 舵 を動かす太い鎖が絶えずグロッグロッと変な響きをたてる。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
水が板のような堅い感じを船底にぶつけ、そのたびに船が浮かび上がる
幸田 文 / おとうと amazon
川神丸とか雷王丸とか、船名だけは 大袈裟 な、そのくせ箱舟のように 脆い船体を幾重もの塗料で 騙しあげたポンポン船は、船頭たちの貧しさを巧みに代弁していた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
船は少しずつ揺れて、ばたんばたんと船の胴を打つ波の音が聴えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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たたたと寄ってくる。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(青い)ワゴンはみるみる遠ざかっていく。それはただの青い点となり、やがて町の景色の一部となった。
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
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梶井基次郎 / 雪後
崩壊したようなさびしい表情に満たされて涯 もなく君の周囲に広がっていた。
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