靴を脱ごうとして既に脱いだのに脱いだ足で無い靴をさらに脱ごうとしてるので、何をやってるのか、ややこしい足踏みをしてることになってて
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:84% 作品を確認(amazon)
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酒に酔う・酔っ払う
靴を履く
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......がちろちろして全体的に灰色であった。 巻子は詳しい表情はこちらから見えんものの、その輪郭で酔うているのがくっきりとわかり、「ただいま帰りましたわね」と云いながら靴を脱ごうとして既に脱いだのに脱いだ足で無い靴をさらに脱ごうとしてるので、何をやってるのか、ややこしい足踏みをしてることになってて、巻ちゃん靴すでに脱げてる、と云うと、足痒いのや、と返事をしながらうらうら部屋に入ってきた。心配したやんか、なんで電話も出やんの、とわたしが責めると、「電話は、......
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酒に酔う・酔っ払うの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
酔うということは失った真面目さを取り戻すことよ。
岡本かの子 / 巴里祭
少し麦酒の酔いを覚えていた。
梶井基次郎 / 泥濘
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靴を履くの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
南瓜(かぼちゃ)を踏み潰した様な貧弱な恰好の靴
内田 百けん / 特別阿房列車「第一阿房列車 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「その他の気分」カテゴリからランダム5
次第にからだが暖かになる。眼のふちがぽうっとする。耳がほてる。歌がうたいたくなる。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
店の奥では、主人が半分眠ったようにぼんやり正座している。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
足の筋が、もう伸びきっている。腹は、床についていない。
朝井 リョウ / 破りたかったもののすべて「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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