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前後不覚に寝ている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
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眠っている姿
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前後の文章を含んだ引用
......ちゅうはんご快よく一睡した後 、運動かたがたこの茶園へと歩 を運ばした。茶の木の根を一本一本嗅ぎながら、西側の杉垣のそばまでくると、枯菊を押し倒してその上に大きな猫が前後不覚に寝ている。彼は吾輩の近づくのも一向 心付かざるごとく、また心付くも無頓着なるごとく、大きな鼾 をして長々と体を横 えて眠っている。他 の庭内に忍び入りたるものがかくまで平気に睡 ら......
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眠っている姿の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
目蓋を閉じた表情は安らかでさえあり、深い夢の世界をさ迷っているようだった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
花柄のネグリジェの下に二本の脚が水を搔くように折れて交差している。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
声の底にまだ睡気(ねむけ)がたゆたっている
高井 有一 / 夜の蟻 amazon
夜、寝てしまうのがおしくて、暗い部屋の中でじっと眼を開けていると、溝 の処だろう虫が鳴いている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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