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灯という灯はどれも白蝋はくろうのヴェールをかけ、ネオンの色明りは遠い空でにじみ流れていた。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:46% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......街頭画家は脚立をしまいかけていた。いや、雨気はもっと前から落ちて居たのかも知れない。用意のいい夜店はかなり店をしまって、往来の人もまばらに急ぎ足になっていた。  灯という灯はどれも白蝋はくろうのヴェールをかけ、ネオンの色明りは遠い空でにじみ流れていた。  今度は青年の方から距離を調子取って行くので、かの女は青年にはぐれもせず、れて電車線路の強く光る尾張町を再び渡った。  慾も得もない。ただ、寂しい気持に取り残さ......
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ベール
白蝋(はくろう)
ベール・・・1.女性が頭からかぶる薄い布やネット。顔を覆い隠すくらいの長さがある。
2.はっきりさせないために覆い隠すもの。とばり。「秘密のベールに包まれる」「ついにベールを脱ぐ」
ヴェール。
白蝋・・・真っ白なロウ。
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高くから見降ろす街は光の粒にふちどられ、車の列は光の河になって夜を流れてゆく。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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帆柱のように林立する煙突
久保田 万太郎 / 春泥 amazon
踊る水の向こうに、例の心細い面影を透かし見た。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
肩や髪に外灯の光が淡く落ちている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ街灯・外のあかり光に照らされた顔や姿
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ずっと朝靄がわたしを包んでいた。まつげがしっとり冷たくなった。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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