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物珍しくながめて魅入られたように茫然 となってしまう。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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見とれる・うっとり見入る
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前後の文章を含んだ引用
......所まで腰から下まで雪にまみれてたどり着くと、君はそれに兵隊長靴 を打ちつけて足の雪を払い落としながらたたずむ。そして目を据 えてもう一度雪野の果てにそびえ立つ雷電峠を物珍しくながめて魅入られたように茫然 となってしまう。幾度見てもあきる事のない山のたたずまいが、この前見た時と相違のあるはずはないのに、全くちがった表情をもって君の目に映って来る。この前見に来た時は、それは厳冬の一......
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ほんのり新茶の香りにでも酔った気持で笑いながら見ている。
岡本かの子 / 雛妓
何かに心を奪われると、そこに視点が定まり、どこまでも深く吸い寄せられてゆく。
小川 洋子 / 乳歯「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
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隣の庭や通りのほうにも視線を巡らせてみる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
東山は白い靄に包まれて清水の塔が音羽山の中腹に夢のようにぼんやりと浮んで見える。
近松 秋江 / 黒髪 amazon
ケシ粒でもさがすように丹念に見つめる
壷井 栄 / 大根の葉 (1960年) amazon
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