TOP > 感情表現 > 気分が晴れない・落ち込む
TOP > 暮らしの表現 > 健康・体調・病気 > 悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:77% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
絶望・希望がない
悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......くのはイヤだ、イヤだってしてるようでな……眼に見えるようだ」 ――漁夫が漁から帰ってきた。そして監督の「勝手な」処置をきいた。それを聞くと、怒る前に、自分が――屍体 になった自分の身体が、底の暗いカムサツカの海に、そういうように蹴落 されでもしたように、ゾッとした。皆はものも云えず、そのままゾロゾロタラップを下りて行った。「分った、分った」口の中でブツブツ云いながら、塩ぬれのドッたりした袢天 を脱いだ。
八
表には何も......単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
ここに意味を表示
絶望・希望がないの表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
混迷と悲哀とが、足許に底知れぬ大きな口を開ける
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
何のアイデアも思いつかないことにわたしは絶望した。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
何か背すじへぞっと感じてくる度に、風邪 をひきそうな心地がして
吉川英治 / 八寒道中
松毛虫をつまんだようにぞっと背すじへ走る
森田 たま / もめん随筆 amazon
このカテゴリを全部見る
「悲しみ」カテゴリからランダム5
夢野久作 / ドグラ・マグラ
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
砂金のように濃 かく汗の玉の吹き出た薫
岡本かの子 / 渾沌未分
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(うつ病)牛久 営業所にいた四十二の男で、半年前に営業所次長の職を突然返上するといい出し、鬱病と診断され、休職していた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
雨にうたれた猿のように疲れている
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
(アル中患者が、)シラフでいることはおれにとって異様な体験なのだ。すがるもの、杖とするものがない不安。おれは重度の近視なのでわかるのだが、この不安な感じは、極度の近視の人間がメガネを失くしてしまったときのあせりによく似ている。メガネを探さねばならないのに、メガネがないからうまく探せない。入り組んで出口のない不安だ。アルコールが抜けたときのこの心もとなさは、メガネを失くした不安を何十倍か強烈にした感じだ。おれはずっと酩酊がもたらす、膜を一枚かぶったような非現実の中で暮らしてきた。酔いがもたらす「鈍さ」が現実をやわらげていたのだ。それがいま、尖端恐怖症の人間に突きつけられたエンピツの先にも似た、裸で生の世界が鋭角的に迫ってくる。メガネを失くしたのとは逆で、くっきりと鮮明な現実が、アル中の濁った五感を威圧するのだ。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
まるで月光の滴りでも落してやるかのように病人の口の中へその水の滴を落してやった。
横光 利一 / 時間 amazon
同じカテゴリの表現一覧
悲しみ の表現の一覧
悲しみのレベル
悲しみの感覚、精神的な反応
悲しみの表情、リアクション
その他の悲しみの表現
次の文字を含む「悲しみ」の表現を検索 |
悲しさが 悲しみを 悲しくて 悲しさ 悲しい 心 哀感 胸 寂しさが 寂しさ |
気分が晴れない・落ち込む の表現の一覧
気分が晴れない・落ち込むのレベル
気分が晴れない・落ち込むの感覚、精神的な反応
気分が晴れない・落ち込むの表情、リアクション
その他の気分が晴れない・落ち込むの表現
次の文字を含む「気分が晴れない・落ち込む」の表現を検索 |
鬱 暗 胸 心 涙 泣 |
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
健康・体調・病気 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ