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孟棕藪もうそうやぶ小径こみちくぐると、かの女の服に翠色が滴り染むかと思われるほど涼しい陰が、
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:59% 作品を確認(青空文庫)
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......た。そしてかの女は規矩男と共に心楽しく武蔵野を味わった。躑躅つつじの古株ががけ一ぱい蟠居ばんきょしている丘から、頂天だけ真白い富士が嶺を眺めさせる場所。ある街道筋の裏に斑々はんぱんする孟棕藪もうそうやぶ小径こみちくぐると、かの女の服に翠色が滴り染むかと思われるほど涼しい陰が、都会近くにあることをかの女に知らした。  二人はある時奥沢の九品仏くほんぶつの庭に立った。 「この銀杏いちょうが秋になると黄鼈甲きべっこういろにどんより透き通って、空とすれすれなこずえに夕月が象眼......
単語の意味
翠色(みどりいろ・すいしょく)
翠色・・・「緑色(みどりいろ)」と同じ。とくに、木や竹のような緑色をいう場合もある。
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