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貧乏籤 を背負い込んだ
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:29% 作品を確認(青空文庫)
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しわ寄せ・損な役回り
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前後の文章を含んだ引用
......いつもりでございます。赤の他人の古藤さんにこんな事を願ってはほんとうにすみませんけれども、木村の親友でいらっしゃるのですから、近い他人ですわね。古藤さん、あなた貧乏籤 を背負い込んだと思 し召 して、どうか二人 を見てやってくださいましな。いいでしょう。こう親類の前ではっきり申しておきますから、ちっとも御遠慮なさらずに、いいとお思いになったように......
単語の意味
背負う(せおう・しょう)
背負う・・・1.運ぶべき物や人などを、背中にのせる。
2.苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。
2.苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。
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貧乏籤 を背負い込んだ
有島武郎 / 或る女
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(使い古しのグローブ)色は褪せ、縁はすり減り、メーカーのマークは取れてなくなっていたが、決してうらぶれた様子は見せなかった。指先をあてがうだけで、するりとルートの左手の形に馴染んだ。数えきれないボールを受けてきた革の光沢は、威厳さえ感じさせた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
小林多喜二 / 蟹工船
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