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手の甲の皮膚は、飛行機から見下す海面のように、細かい三角波が立ってみえる。
向田 邦子 / 耳「思い出トランプ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
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手の甲
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前後の文章を含んだ引用
......あればいい。 楠はつい半年前、ひどい苦労をしてやっと軌道にのった禁煙を後悔した。 丹念に截ったつもりでも、天眼鏡でのぞくと、爪の先はかなりギザギザになっている。手の甲の皮膚は、飛行機から見下す海面のように、細かい三角波が立ってみえる。 畳の目も、傷んだところは藺草が切腹して、なかから、キビガラの芯みたいなのがはみ出していた。畳の目ひとつひとつが小さなクッションになっている。考えてみれば当り前......
単語の意味
見下す(みくだす)
三角波(さんかくなみ)
手の甲(てのこう)
見下す・・・1.上のほうから下を見る。見おろす。
2.軽く見る。大したことない、と馬鹿にする。
三角波・・・進む方向がの違う二つ以上の波がぶつかってできる、三角形の高い波。台風の中心の海などで発生する。
手の甲・・・手の平の反対側。手のおもて。手首から指のつけ根までの、握った時に外側になる面。「甲」は、「手足の表面」のこと。
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ピッチャーの割には指が短く
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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