白い葉裏が雪のように空を覆う樫の木
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:79% 作品を確認(amazon)
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樹木・木々
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前後の文章を含んだ引用
......だ。 神隠しに遭った山太を探したときにも、その片鱗を垣間見た。でも、山の奥深い場所に広がる森は、もっとすごい。とにかく巨木の集合体だ。三十メートルはあるエノキ、白い葉裏が雪のように空を覆う樫の木、ひび割れた樹皮を持つ桂の古木。これまで手入れした山では見たこともなかったような、どでかい杉やヒノキも生えている。落葉樹も常緑樹も、針葉樹も広葉樹も、人間の決め......
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萎(しお)れて粉を吹いているみたいな木々
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
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花片はことごとく紙片のようによれよれになって
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
白い百合の花が三本入った花瓶が置かれていた。百合は大きく、瞑想に耽る異国の小さな動物のようにもったりしていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
赤みを帯びて切り紙細工のような端正な桐の若葉
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
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