白鳥が三羽、並べ据えた剥製が台ごと曳かれて行っているように、間隔にも姿態にも少しの動きも見せずに、位置だけ変ってゆく。
河野 多恵子 / 河野多恵子全集〈第3巻〉 作品を確認(amazon)
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白鳥
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単語の意味
据える(すえる)
姿態・姿体(したい)
白鳥(はくちょう・しらとり・しろとり)
据える・・・1.物をその場所に置いて動かないようにする。「機械を据える」
2.落ち着かせる。座らせる。「腰を据える」
2.落ち着かせる。座らせる。「腰を据える」
姿態・姿体・・・動きを含め、からだの線が作り出す見た目。体つき。
「態」は訓読みで「すがた、なり」と読める。
「態」は訓読みで「すがた、なり」と読める。
白鳥・・・1.(「はくちょう」「しらとり」「しろとり」と読んで)
白色の鳥。白い羽毛の鳥。
2.(「はくちょう」と読んで)カモ科の大形の水鳥。ガチョウに似て首が長く、多くは全身白色で姿が美しい。その容姿から神秘的な鳥として世界で神聖視されることが多い。主に冬に渡来する。天然記念物。スワン。
白色の鳥。白い羽毛の鳥。
2.(「はくちょう」と読んで)カモ科の大形の水鳥。ガチョウに似て首が長く、多くは全身白色で姿が美しい。その容姿から神秘的な鳥として世界で神聖視されることが多い。主に冬に渡来する。天然記念物。スワン。
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白鳥たちは白い雲のかたまりのようになって北の国にかえっていったよ。
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
白鳥たちはひとかたまりの花びらか雲のようになって、長い旅をしてきた。
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
高い山のみねから風にのって風花がとんでくるように、白鳥もみねをこえてとんでくる。
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
白鳥が三羽、並べ据えた剥製が台ごと曳かれて行っているように、間隔にも姿態にも少しの動きも見せずに、位置だけ変ってゆく。
河野 多恵子 / 河野多恵子全集〈第3巻〉 amazon
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「鳥類」カテゴリからランダム5
夏目漱石 / 吾輩は猫である
板の間には二、三羽の鶏が傍若無人に歩きまわっていた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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