愛嬌のある微笑みを満面に湛えながら、快活な、磊落な調子で言う
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歓声・喜びの声
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単語の意味
湛える(たたえる)
愛嬌(あいきょう)
磊落(らいらく)
湛える・・・水などの液体をいっぱいに満たす。気持ちを顔に表す。
愛嬌・・・ニコニコして、かわいらしいこと。茶目っ気があり魅力的なこと。人に好かれるような言葉や振る舞い。「愛嬌を振りまく」
磊落・・・心が広くて小さいことにこだわらないこと。また、そのさま。
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歓声・喜びの声の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
宮沢賢治 / 風の又三郎
和田が一塁から生還し、サヨナラのホームを踏んだ。アナウンサーは絶叫し、歓声はうねりとなって私たち二人を包んだ。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「喜び」カテゴリからランダム5
全身の疲労を洗い落されるような気持
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
「声・口調」カテゴリからランダム5
「なにそんな事はありません」と金田夫人は判然たる直線流の言葉使いをする。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
乾杯もせず、それぞれが黙って一口飲む。グラスを口から離して、カタンとテーブルに置く三人のタイミングが申し合わせたようにぴったり同調して、妙にきまり悪い思いをする。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
話題がと切れて、じゃあそろそろ、と言われるのがこわい、といった風に、引っきりなしにしゃべり、煙草に火をつけた。
向田邦子 / 犬小屋「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
(答えを濁す)「どうして」とわたしは小声で聞いた。「何か仕事でもあるの?」 うん、と野呂はわたしから身体を離しながら言った。だが、その「うん」は肯定の「うん」ではなく、何か別の、はっきり口にできない理由を包み隠そうとする時の「うん」だった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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