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足の先が氷で包まれたほど感覚を失っている
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:39% 作品を確認(青空文庫)
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かじかんだ手・凍えた手
寒い・冷気・凍える
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前後の文章を含んだ引用
......人を迎えた竹柴館の女中は倉地を心得ていて、すぐ庭先に離れになっている二間 ばかりの一軒に案内した。風はないけれども月の白さでひどく冷え込んだような晩だった。葉子は足の先が氷で包まれたほど感覚を失っているのを覚えた。倉地の浴したあとで、熱めな塩湯にゆっくり浸ったのでようやく人心地 がついて戻 って来た時には、素早 い女中の働きで酒肴 がととのえられていた。葉子が倉地と遠......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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寒さに手を海老 のように赤くへし曲げながら
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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剃刀の刃に似た肌寒さが背筋を伝わる
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
膝小僧が破れるように寒くてどうにもならない。
林芙美子 / 新版 放浪記
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野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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瀬尾 まいこ「そして、バトンは渡された (文春文庫)」に収録 amazon
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林芙美子 / 新版 放浪記
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