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手と足の先きが擂粉木 のように感覚が無くなった。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:24% 作品を確認(青空文庫)
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かじかんだ手・凍えた手
痺れる・麻痺する
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前後の文章を含んだ引用
......た。監督は雑夫や漁夫、水夫、火夫の室まで見廻って歩いて、風邪 をひいているものも、病気のものも、かまわず引きずり出した。 風は無かったが、甲板で仕事をしていると、手と足の先きが擂粉木 のように感覚が無くなった。雑夫長が大声で悪態をつきながら、十四、五人の雑夫を工場に追い込んでいた。彼の持っている竹の先きには皮がついていた。それは工場で怠 けているものを機械の枠越 しに、向......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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凍って自由にならない手のひらを腰のあたりの荒布にこすりつけて熱を呼び起こしながら
有島武郎 / 生まれいずる悩み
有島武郎 / 或る女
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痺れる・麻痺するの表現・描写・類語(刺激のカテゴリ)の一覧 ランダム5
体がばらばらにほどけて、金粉や銀粉と混ざり合って浮遊していくような、物凄い痺れ方
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
腕はしびれてわからなくなってただびくびくうごきました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
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「刺激」カテゴリからランダム5
体内からぶち上ってきた暗いあつい思いは、引き潮のように消え去っていた。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
紙の端が、小指の外側をかすめた。チリッと、妙な感覚が残った。何だろう、と目を近づけて見たけれど、指は変わったことはない。そのあたりが、微かに痛痒くなった。
高樹のぶ子 / その細き道(遠すぎる友) amazon
軀に薄い刃物で切られるような痛みが走った。
吉行 淳之介 / 闇のなかの祝祭 amazon
「手・指・爪」カテゴリからランダム5
渋紙をもみつぶしたようなお婆さんの掌
川端 康成 / 掌の小説 amazon
(細長い指は)プラスティックでつくった玩具のように見えた。
富岡 多恵子 / ワンダーランド「富岡多恵子集〈3〉小説(2)」に収録 amazon
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扇風機にでも吹かれるように「寒気」が襲ってきた。
小林多喜二 / 蟹工船
耳と鼻が、ちぎれそうに冷たく痛かった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
しまいに魂までが裸にされるような寒さを今は自分のすべての感覚にさえかんじていた。
室生 犀星 / 幼年時代 amazon
空気までがぱりぱりとしそうな凍て
山本 周五郎 / 髪かざり amazon
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