TOP > 風景表現 > 外の設備・工作物 > つり橋・歩道橋
両岸にゲート型の柱を二本ずつ建て、それを絃 の駒にして、ハープの絃のように、陸の土と橋欄とに綱を張り渡して、橋を吊 っている。
岡本かの子 / 河明り ページ位置:59% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
つり橋・歩道橋
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......うにして追い抜いていく。荒く組んだ筏 を操って行く馬来 の子供。やはり都の河の俤 を備えている。 河口に近くなってギャヴァナー橋というのが、大して大きい橋でもないが、両岸にゲート型の柱を二本ずつ建て、それを絃 の駒にして、ハープの絃のように、陸の土と橋欄とに綱を張り渡して、橋を吊 っている。何ともないような橋なのだが、しきりに私達の心は牽 かれる。向う岸の橋詰に榕樹 の茂みが青々として、それから白い尖塔 が抽 んでている背景が、橋を薄肉彫のように浮き出さす......
単語の意味
土(つち)
土・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
ここに意味を表示
つり橋・歩道橋の表現・描写・類語(外の設備・工作物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
小さい流れに板橋の架かっている橋
岡本かの子 / 東海道五十三次
橋が巨鯨の白骨のような姿
岡本 かの子 / 岡本かの子 amazon
このカテゴリを全部見る
「外の設備・工作物」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
外の設備・工作物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ