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日の光がとっぷりと隠れてしまって、往来のばかりが足もとのたよりとなるころ
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:25% 作品を確認(青空文庫)
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街灯・外のあかり
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前後の文章を含んだ引用
......のいけに出た。そして過去も未来も持たない人のように、池の端につくねんと突っ立ったまま、池の中のはすの実の一つに目を定めて、身動きもせずに小半時こはんとき立ち尽くしていた。 八  日の光がとっぷりと隠れてしまって、往来のばかりが足もとのたよりとなるころ、葉子は熱病患者のように濁りきった頭をもてあまして、車に揺られるたびごとにまゆを痛々しくしかめながら、釘店くぎだなに帰って来た。  玄関にはいろいろの足駄あしだくつがならべてあっ......
単語の意味
往来(おうらい)
足・脚・肢(あし)
往来・・・1.行き来(いきき)。行ったり来たりすること。
2.道路。通り。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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