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灌木かんぼくの類は枝先を地につけんばかりに吹きなびいて、枯れ葉がうずのようにばらばらと飛び回っていた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:18% 作品を確認(青空文庫)
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枯れ葉・葉が散る 強風・暴風
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前後の文章を含んだ引用
......れるのもかまわず空を仰いで見た。うるしを流したような雲で固くとざされた雲の中に、うるしよりも色濃くむらむらと立ち騒いでいるのは古いすぎ木立こだちだった。花壇らしい竹垣たけがきの中の灌木かんぼくの類は枝先を地につけんばかりに吹きなびいて、枯れ葉がうずのようにばらばらと飛び回っていた。葉子はわれにもなくそこにべったりすわり込んでしまいたくなった。 「おい早くはいらんかよ、ぬれてしまうじゃないか」  倉地がランプのをかばいつつ家の中からどなるのが......
単語の意味
類・類い(たぐい)
靡く(なびく)
灌木・潅木(かんぼく)
類・類い・・・同じ程度のもの。同じ種類のもの。同類。同種。比(比い)とも書く。
靡く・・・1.草や藻、布などの長くて軟らかいものが、水や風の流に従って横に動く。
2.権力者の意思や命令に従う。また、女性が男性の言うことを受け入れる。
灌木・潅木・・・人の背より低い木。背の低い木。低木(ていぼく)。⇔高木(こうぼく)。喬木(きょうぼく)。
「灌・潅」は、「こんもりと群がり生える」さまをあらわす字。
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踏むたびに、くしゃりと、葉っぱが粉になる音がした。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ強風・暴風風を受ける
ぺらぺらとした細長いブリキの看板は肛門性愛の愛好者のようにそのひ弱な 脊椎 をのけぞらせていた。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ強風・暴風のけぞる・反り返る風を受ける
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