揺れる炎・ともし火の表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
燈がいさり火のようにゆらゆらと光っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
牛が舌を出して鼻を舐めずっているような焔がべろべろと立って
長塚節 / 土 amazon
このカテゴリを全部見る
「光と影」カテゴリからランダム5
電気が消えると、尾崎の部屋は宇宙になる。高校のときに夏休みの課題で作ったというへたくそなプラネタリウムがぐるぐるぐると回って、尾崎の体を星が通っていく。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
有島武郎 / 或る女
路は暗くてただ一つ電柱についている燈がそのありかを示しているに過ぎなかった。
梶井基次郎 / ある崖上の感情
「火・煙・灰」カテゴリからランダム5
男の顔にある 火傷 のあとをそっと見た。左の耳が 熔けたようになってちぎれていた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
火を踏み消して、あとを水でしめして
森鴎外 / 阿部一族
空は真赤に燃えさかって火の粉が、高く空できらきらと金泥のように輝いていた。
石川 達三 / 日蔭の村 amazon
同じカテゴリの表現一覧
光と影 の表現の一覧
火・煙・灰 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ