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靄は水上からだんだん灰白色の厚味を増して来る。
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:89% 作品を確認(青空文庫)
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霧・かすみ・もや
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......濁にごって、気圧は昨夜よりまだ重かった。寝巻一重ひとえはだはうすら冷たい。 「秋が早く来過ぎたかしらん」  小初は独りごちながら窓から外を覗いてみた。  もやだ。  よく見ていると靄は水上からだんだん灰白色の厚味を増して来る。近くの蘆洲は重たいつゆでしどろもどろに倒れている。  今日は青海流水泳場の遠泳会の日なのである。  小初は気が重かった。体もどこか疲れていた。けれども、父親の老先生が......
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灰白色(かいはくしょく・はいはくしょく)
灰白色・・・灰色がかった白。灰白(はいじろ)。
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(雨は)板屋根にも単調でもの憂げな音をたてる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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