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犬のように這いこんだ男
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:64% 作品を確認(青空文庫)
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這う・よつんばいで進む
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前後の文章を含んだ引用
......、また向うへ続いている。百年以上もこのままになっているという建物の真っ黒な棟がその間から見えた。 「おや?」 慎吾は目をみはった。 今その中へ、あたりを見ながら、犬のように這いこんだ男は、七之助にちがいない。七! と思うと、彼は頭のしんを嫉妬 の血が熱いようにのぼるのが分った。 いつかお芳と約束したことがある。彼はそれを忘れてはいないが、あの時......
単語の意味
犬・狗(いぬ)
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
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尺とり虫のように身をくねらせて這っていった。
大原富枝 / 大草原
(一尺一尺と)腹で、瓦を這った。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
肱と膝を用いる中腰の 匍匐 の姿勢で、早く進んだ。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
水中を泳ぐように上体をふらつかせながらやって来る
中村 真一郎 / 夜半楽 (1959年) amazon
ふらふらと寂しい夢でも見ているような心持ちで歩く
徳田 秋声 / あらくれ amazon
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